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  • 先輩になるということ。

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    2018.05.22

    サイトウリコ

    こんばんは!アシスタントのリコです☺︎

    今日は最近の私の美容師ライフについて書いていきたいと思います!

    最近の私はといえば、練習練習練習の日々です!(笑)

    後輩ができて、Jr.デビューが迫ってきて、いつまでもアシスタントでいれないと焦りがピークで、あと半年ある〜なんて余裕を持てる性格でもなく。。。

    サロンワークをしていると、いつのまにか自分ができる仕事はたくさん増えていて、指示をもらうのを待っていたあの頃の自分とはもう違くて、いつのまにか一丁前に後輩に指示を飛ばしてる自分がいて、、なんとも不思議な気持ちでいます。

     

    誰かを率いることってすごく難しいんだなってことにも気づき始め、どうしたらみんなが仕事をしやすくなるのか、どうしたら後輩がスムーズに動けてたくさん仕事ができるのか、そんなところまで考えるようになりました!成長!(笑)

    正直、自分がやったほうが速い仕事もあります。でもそんな時でも後輩の子がその技術に合格していたらその仕事を譲る。そしてわたしは見守る。そしてアドバイスをする。という立場に回るようになりました。

    教えることは学ぶこととよく言いますが、本当にその通りだなと思いました。初心を思い出してみると、意外と自分が忘れているやり方があったりとかして、再確認できることも多々あります。

    三年目になるまでちゃんと後輩がいなかったわたしは、誰かに指示を出すことに慣れていなすぎて最初は指示を出すということが本当に難しくて、性格上せっかちというのもあるのですが、その数秒が大事と常に思っている私は後輩に仕事を回すということがとても下手でした。

    後輩に頼むって、なんか自分がサボってるような気持ちになったりもして複雑だったんです。そんな私をみて先輩は、「後輩ができる仕事は後輩に回す。リコは後輩ができない仕事をするんだよ」と言われた時に、そうか。後輩の子ができない仕事でも自分ならできることはたくさんある。後輩の子ができる仕事まで私がやっていたら後輩の子がずっと成長できないんだと気づかせてもらいました。

     

    私が複雑に感じていた気持ちはその言葉で消えました。その日からサロンワークで後輩を見守るという仕事をするようになりました。

    なんだか不思議なもので、私も1年前や2年前はこんな感じだったんだな〜とか、先輩はこんな気持ちで私のことを見守ってくれていたんだとか、あの時先輩に言ってもらったあのアドバイスの意味が今になってようやくちゃんと理解できるようになったりとか、自分が教える立場に立ってようやくわかることっていうのがたくさん出て来ていろーんなことを理解できるようにもなりました。

    でもまだまだ自分もひよっこだし、教えることだって下手だし、そう考えた時に先輩や、店長や、オーナーはこんなにたくさんの後輩を引っ張ってたくさん学ばせてくれて本当に偉大な存在だと思いました!

    これは私が美容師だからではなく、どんな仕事をしていても思うことなんだろうなと思います。

    上の人を尊敬するというのは義務ではなく、自分が同じ立場に立った時に自然に抱く感情なんだということにも気づきました。

    上の人がすごいのは当たり前ではなく、上の人たちもたっくさん努力して来たからこそ下の人たちに尊敬される存在になるし、ついて行きたいって思われる存在になるんだなって。

    これからデビューを控えている私は、果たしてそんな先輩になれるのか、むしろ今の時点で少しでもそうなれているのか?とふと考えることもあります。だからこそ自分がたくさん練習して、言葉ではなく諦めない姿で後輩を引っ張りたいと思いました。

    かっこいい先輩になりたい!(笑)

    毎日のサロンワークで輝けるように、私は日々練習します!

    以上、リコでした☺︎

    2018.05.22

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