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前回と同じにしたいけど、なんか違かった!
Blogこんにちはトキタケンタです!
僕のプロフィールが書いてあるので是非一度見てくださいね!
テテコケットのトキタケンタです!
他のサロンを経て現在に至るまでの経験と僕の売りにしているカット講師をしていた知識をお伝えできればと思っています。そちらのページもあるので良かったらポチっと見てくださいね!
私の売りにしている技術はカットの外部講師の経験を元にその人の骨格に合わせて理論に基づいたカットです
前回の切ってもらった髪型が凄く良かったけど、今回はちょっと違ったことについて書いていきたいと思います!
みなさんはこんな事がありませんか?
前回のが良かったから前と同じ感じにしたいと伝えたけどなにか違う
これには何個か理由があります!
一つは覚えていない!ということ
これは一番やってはいけないことですが、美容師にはカルテというものがあります!
その時になんのカラー剤を使ったかや切り方等を書いてメモをしてあります。
それがないと何十人何百人と接客をしていると何ヵ月後かに来店されると覚えてないこともあります
それがしっかりメモをしていれば前回と同じことをしても違うようにはなりません!
特にカルテは凄く大事なデータなので適当な人だと全然書いてないこともあります。
これは美容師としてやってはいけないことですが稀にいると思います。
あとはこれは凄く重要なことです!
前回と同じと言われたから前回と同じ施術をしてしまったことです!
さっき同じ事をやれてないからやった方が良いって言ったじゃないですか!と言われそうですが笑
例えば前回にカット、カラー、パーマをしたとします
まずはカットから説明していきたいと思います!
髪の毛というのは生え変わるサイクルがあります!
これはどんどん伸びていく毛と
髪の毛が伸びづらくなる毛
完全に伸びなくなる毛
とあります
なので髪の毛が伸びてくるのは不揃いに伸びてくるということです!
髪の毛が均等に伸びてきたら1ヶ月程で扱いづらくなることははありません!
1㎝長さが違うだけで跳ねやすくなったり、扱いづらくなってしまうのは不揃いに伸びるのが原因になります!
なのでカットをする際に伸びた分だけ毛先を整えたとしてもしっかりカットをしないと前回と同じにはなりません!
あとはセニング(毛量調節)です!
前回を毛量を沢山へらしてボリュームをなくしたのであれば2ヶ月経ったとしても中間~毛先の量感はそのままになります!
増えるのは根本の生えてきた部分になります!
それなのにまた中間~毛先を鋤きばさみで毛量をへらしてしまうとさらにスカスカになってしまうのでやる必要はありません!
カットした部分に厚みがでるのでその部分だけ軽さを出すのは大丈夫です!
今度はカラーリングです
カラーリングは時間が経ってくると褪色して明るくなっていきます。
つまり前回と今回の状態では染まる前の状態が少し明るくなるということです!
明るければ明るいほど色は入りやすくなり暗くなっていきます!
特に毛先は色が沈みやすくなります!
ということは
前回よりも少し明るめの薬を使うか、放置時間を短くしたり、毛先は外して時間差で塗る必要があります!
そしてパーマはカラーリングとは違ってダメージ具合も違いますし、かかり具合も違います。
ロッドの選定も変わってきます。
薬を前回と同じばかりでやっていると本当に髪の毛がダメになっていくので注意しないといけません
なので前回と同じと言ってもこれだけ施術することは変わっていきます。
ここで美容師の技術に差がでてきます。
カウンセリングの時も
「前回と同じでお願いします!」
「わかりました!」
で始めてしまってはいけません!
何十年も来ている人であればその人の好みや髪質が理解できてるので大丈夫ですが、二回・三回だけと来ているお客様であれば髪の毛も触ったりダメージ具合もちゃんとみていかないといけません!
前回と同じスタイルにするけど、前回と同じ施術の仕方をしないようにするのとそれをしっかりお客様に伝えないと前回と違う事をされたと思われてしまうのでその部分も伝えないといけません。
美容師は作業になってはいけないと言うことです。
一人一人にちゃんと合った提案をしていかなければいけないので気をつけて仕事をしていきましょう!
黒染めしてた子をここまで綺麗なグレーに仕上げました(^-^)!
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